勉強したいと思っても面倒になって結局やらない…。
明日やればいいかと思って早一ヶ月。(場合によっては1年経ってることも。)
1日だけ勉強できてもその後はだんだんと勉強しなくなり、最終的にはフェードアウトする。
勉強したい、でも続かない。モヤモヤした気持ちだけが残る悪循環…。
仕事、家事、子育てなど毎日いろいろと忙しい社会人には勉強時間を確保するのは大変ですよね。
細切れ集中型勉強法【ポモドーロ・テクニック】を取り入れてみるのはどうでしょうか。
習慣化には時間がかかるもの。ハードルはとことん下げるべし。

私も英語学習が習慣化するまでにとても時間がかかりました。
英語を毎日学習し始めて1年ほどになります。
それまでは「やろう!」と一念発起しても次の日にはその気持は薄まっていき、その後はなくなる。
また海外旅行に行くとモチベーションがアップするけれど、まただんだんと勉強の気持ちがなくなっていく、の繰り返しでした。
しかし今では毎日英語学習をしています。
やろう!と気構えるのでなく、まずは15分だけ。それでもできなかったら5分だけ。それもできなかったらテキスト開くだけ。
とにかく短い時間だけ、でも毎日なにかしらはやることを繰り返してきました。
短い時間だけ勉強するのにオススメの方法に「ポモドーロ・テクニック」があります。
ポモドーロ・テクニックとは?

ポモドーロ・テクニックは短時間の作業で集中し、生産性を高める方法のことです。
難しそうに感じますが25分集中して作業し、5分間休憩する。これを1セットとして4サイクル回します。
4サイクルは2時間でこれを終えたら30分休憩とします。
ちなみに「ポモドーロ」とはイタリア語で「トマト」のこと。
考案者がトマト型のタイマーを使っていたことに由来します。
ポモドーロ・テクニックの具体的なやり方
①タイマーを25分間にセットして作業をスタートする。
②25分間の作業を終えたら5分間の休憩をする。
③25分作業、5分間休憩の1セットを×4回する。
④4セットが終わったら30分間の休憩をする。
独学大全 絶対に「学ぶこと」をあきらめたくない人のための55の技法
P142から参照
↓独学者なら一度は目を通しておいたほうが良い本。勉強にダレてきた時こそ読むといい刺激になります。
Audible版よりも書籍のほうがおすすめ。本書は注釈が多いためAudible版だと都度注釈が入って聞きづらいです。

ポモドーロ・テクニックにあると良いもの。
ポモドーロ用タイマーです。
短時間で集中したいときには絶対にオススメです。

上記のタイマーは【dretec ラーニングタイマーS】というもの。
主な特徴は以下のとおりです。
・液晶デジタルの画面が大きく5桁の数字が見やすい。
・最大セット時間:199分59秒
・アラームのオンオフが選べる。(鳴動時間10秒 or 無音)
・青色LEDランプが光ってお知らせ。
・誤動作防止のキーロック付き
・時計機能付き(サイドにあるMODEボタンでタイマーと時計の切り替えができる。)
・リピート機能付き(正直どうやって使うのか不明)
・ボタンは10分、5分、1分、10秒、リセットボタン、START/STOPボタンとシンプル設計。
大きな時間表示が見やすくて良いです。
他のタイマーだと時間表示が小さく見えづらいとのご意見も。
またアラーム音のオンオフができるのも良いです。
子どもが寝ているときの作業などで音を出したくない時に重宝します。
デメリットは?
スタートボタンが少し押しづらいところ。
それ以外は特にないですよ。
スマホのアプリでも十分では?

スマホで勉強するとXやLINEなどつい他のことをしちゃいますよね。
次々と通知が来てどうしても気になってしまいます。
触ったが最後、スマホでどんどん時間を消費して、最終的には「また明日」になる。
専用タイマーなら余計な機能がついていません。そして限られた時間で集中できます。
まとめ

はじめの頃は作業時間25分でも長いと感じていました。
そのときは無理に勉強しようとするのではなく、「とりあえず5分」とタイマーをセットして勉強することも。
ハードルはとことん低く、でも毎日英語学習をすることの繰り返しで習慣化にこぎつけました。
「また明日」が毎日続けば一年も気がついたら終わってますよね。
勉強したいと思ったときがはじめどき、ポモドーロ・テクニックでもう一度学習を継続してみましょう!