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【英語しくじり】英語学習が続かない社会人が学習を続けるコツ

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今年こそ英語ができるようになりたい

オンライン英会話、参考書、英語アプリ…試した教材は数えきれません。

お金も時間もかけてきたのに、結局どれも長続きせず、気がつけば20年近く経過していました。

積み上がっていく参考書や読めない洋書。そして消えていくお金…。

英語を使うのは旅行の時くらい。けれどそのたびに「もっとスムーズに話せたら」と思うし、海外の文化をより深く体験したり、現地の方と緊張せず交流してみたい。

この記事では、私が過去に英語学習で「しくじってきた」原因と、それをどう乗り越えて学び直しているのかをお話しします。

何度も挑戦したけど続かない

またお金と時間を無駄にするのでは…

そう思っているなら、きっと共感できる部分があるはずです。

あなたが再挑戦するヒントになれば嬉しいです。

1.しくじってきたこと。

「英語を今年こそは頑張ろう」を繰り返して早20年。

英語は習得するまでに時間がかかるわりに、目に見えて成長を感じられないなど、英語学習の継続は大変です。

仕事で英語を使う、昇給を狙うでもない限り独学で学び続けるのは至難の業。

私も多くの「しくじり」を繰り返してきました。

思いつくものを列挙してみました。

1.参考書を次々と買う。

ネットで得た情報をもとに良さそうな参考書をかたっぱしから購入。

しかも読み切るのにしんどくなる分厚い参考書を選びがち

もちろんどの参考書もネットの評判通り良書。

しかし最後まできちんと読み切ったのは下記の1冊だけでした。

タイトル通り本当にわかりやすいです。

参考書を2,3冊常にカバンに入れて持ち運んでいました。それだけでも重いのにプラス子どものお世話グッズに子供の抱っこ。

軍隊のリュック並に重い。肩が壊れそうでした。

子どもがお昼寝でもしてくれたらカフェで勉強できるのですが、起きている間は子供から目が離せず参考書は荷物になるだけの状態が多かったです。

今でも参考書は家で積読状態になっています。

2.オンライン英会話に年間プランで入る。

某有名オンライン英会話の「1ヶ月間英会話受け放題」プランでした。

レッスンを毎日受けまくるならとても破格のプラン。

しかしインプットが十分に出来てないのに会話したくても話せない

明らかに困っている外国人の先生

(大丈夫かなこの人…。)

パニック中の私

(何をどう話せば良いのか全くわからない…。)

面白くないし、軽くトラウマになり嫌になりました。オンライン英会話の授業を受けたのは1年の間にたったの2回だけ。お金がもったいなかった。

出川イングリッシュばりにどんどん話せる人か、間違いを気にしない子供には良いです。

しかし間違えたくらいでパニックになる私には厳しかった。

また対人なので適当な格好ではレッスンを受けるのに気が引けました。

夜に子供が寝たあとレッスンを受けようかなと思っても、パジャマ+すっぴんで画面に写るのは恥ずかしいですよね。

また先生の予約を取らないといけないことなどが地味にストレスになっていきました。

気が向いたときにさっと使いたい。でもできない。

そしてやらなくなりそのまま退会しました。年間プラン一括支払いのため数万円の出費…。

3.洋書に挑戦

読書が好きなので自分の好きな歴史や自然科学の分野なら読めるかと思いましたが、難しかった。

自分のレベルに合っていない洋書を選びがち。そのため考古学者になって暗号解読している気分に

1ページにどのくらいわからない単語があるかマーカーを引いてみましたが、ほぼ全ての単語にひかれてそのページは真っ黄色に。(黄色のマーカーでした。)

ちなみに選んだ洋書はMONOCLE、ナショジオなどなど。

洋書は軒並み高いです。ほぼ読まず(読めず)放置されました

4.BBCラジオ

聞き取れないのでつまらず、すぐに聞かなくなりました。

Radio Stations https://www.bbc.com/audio/stations

5.TED 

BBCラジオと同じくレベルが合っていませんでした。

自分の好きな話は何度も聞きましたが、身になっている感じがせずやめました。

TED https://www.ted.com

6.BBC Larnig English  

BBCが提供している英語学習コンテンツです。

無料でもしっかりとした英語の授業を受けることができます。本当にすごい。

3段階のレベルに分かれていて初級をやってみました。

しかし公式web siteの使い方が分かりづらくストレスに。

youtubeの動画は何回か繰り返して聞いていましたが、レベルが高いため次第に視聴しなくなりました。

7.子供向けYouTube 

子供向けなら簡単かと思いましたが、12歳くらいの子供向けでもリスニングできず…。セサミストリートもだめでした。楽しくなくて観なくなりました。

唯一かろうじて「楽しめるかなあ。」と思ったのはPepper pigです。キャラクターたちはゆっくりめにしゃべるし、ほのぼのとしたイラストで最後まで観られました。

8.洋画 

子ども向け動画が無理なので大人向けはもっと無理。シャドーイングも満足にできず全然身につきませんでした。

9.英単語本

単語本で何度値落ちしたことか。別名睡眠導入剤

毎回寝る。暗記する単純作業が苦痛で途中で放棄。

熟語の単語帳も勉強してみましたが全く覚えられませんでした。

10.英語のハノン 

声に出して練習するので楽しかったのですが、同じことの繰り返しで飽きてしまいました。しっかり最後までやりきり何周もするとかなり英語力がつきそうでしたが早々にギブアップ。

11.他言語にも手を出す。

結局時間足りず挫折。

かじった言語は中国語、フランス語、スペイン語、ロシア語など。

それぞれの教科書が英語の参考書とともに積読状態に

12.アルク通信教育の教材

はじめに断っておくとアルクは決して悪くないです。

私には合わず放棄しました。

13.NHKラジオ番組4つ。

当然時間が足りずどれも中途半端にしか勉強できませんでした。

テキスト代も月に4冊だと2670円にもなります。年間にすると32040円。

最終的に中学生の基礎英語レベル2の一つだけに。

この番組だけは1年間通してほぼ毎日聴くことが今でもできています

14.英会話アプリ

リアルに外国の人と英語でやりとりできます。

私は英語を、日本語を学びたい外国の方には日本語を教えるアプリでした。

英語でやり取りできて良い学びもたくさんありました。

しかし携帯の画面が小さすぎて英語を打つのが面倒に。

また出会い系目的のメッセージなどがあって、次第にやらなくなりました。

15.携帯を英語モードに切り替えて使う。

まだガラケーだった頃、携帯電話を英語表示にしていました。

地味にストレス。

英語訳された日本の漫画。

日本の漫画は日本語の方が圧倒的に面白いです。

2.続けるために

語学学習は日々続けるのが一番大変です。

毎日学習が起動に乗ってしまえばなんともないのですが、そこまでなかなかいかないもの。

なので私はストレスなく気軽にできることしかやっていません。

ストレス少なく、すきま時間に毎日英語に触れ続ける。

これが英語学習を無理なく一年続けてこれた理由です。

1.ストレスのないもの

やり直すならレベルは徹底的に低く

私は中学1年生レベルからはじめました。

ストレスなくサクサクできます。意外と見落としていた箇所も見つかりますよ。

2.完璧主義を辞める

一度で理解できなくても、覚えられなくても大丈夫。

何度も繰り返せば頭に残るようになってきます。

それでも残らなかったら潔く諦める。学生の頃と違って試験もありません。

3.手間のないもの

ボタン一つで始められるくらい簡単にできる方が圧倒的に良いです。

人にもよりますが「予約」が必要なものは段々とやらなくなります。

4.学習机とさようなら。

学生時代お世話になった学生机。

今は好きなことろでやりたいと思った時だけ気軽に勉強しています。

そもそも子どもが小さいうちは机に向かって勉強するのは至難の業です…。

5.毎日決まった時間に始まるものを繰り返しやる。

好きな時に好きなところでだけ勉強するとはいえ、毎日やらないと英語学習からフェードアウトします。

なのでNHKラジオの「中学生の基礎英語レベル2」を放送時間に合わせて毎日聞くようにしました。

中学生の基礎英語は1日に4回放送されます。朝と夜の放送は聴くように心がけました。

アプリを使うのが便利です。

テキストを購入しなければ完全無課金で勉強できます

放送後は隙間時間に再度番組を聞きます。あくまでながらなので全て聞き取れなくても良しとしています。

1日のうち必ず一回はテキストで英文を確認するようにしていました。

文字の情報もあると頭に残り、理解できる量がグッと増えますよ。

再放送時に解る!聴き取れる!が増えていくとまた次も勉強しようと良い循環が生まれます。

6.勉強時間の可視化

勉強した時間をアプリで可視化できるとモチベーションが続きやすいです。

今日は時間が思った以上に取れて学習できた!今日はできなかったなあ。などどのくらい勉強したかがはっきりと解ると、またやろうという気持ちになれますよ。

↓[コソ勉]と言うアプリ

1マス15分で方眼用紙に色を塗っていきます。

さらに踏み込んで一日の時間を一度細かく洗い出すと、無駄にしていた時間が可視化されます。

だらだらSNSを見ていたことが一目瞭然。その時間を英語学習にしようという気持ちが湧きます。

3.語学学習習得にはどれくらい時間が必要?

語学学習は時間がかかります。

FBIの諜報部門に配属されるような超優秀な英語ネイティブの方が日本語を習得するまでに最低5年は必要とされています。

アメリカ国務省のFBI言語学習プログラムや国防言語研究所(DLIFLC)でも、日本語は最も習得が難しい言語(Category IV)に分類され、2200時間以上の学習が必要とされています。

英語ネイティブの場合、フランス語は600時間、スペイン語は750時間程度で習得可能だそう。

「普通の日本人」がネイティブ並みに英語を使いこなせるようになるには、最低10,000〜20,000時間が必要。


日本の学校教育だけでは到底足りないため、毎日数時間、英語を使う環境を作ることが必須になります。

半年後までにTOEIC800点超えを目指して昇進昇給アップ、転職して給料アップなど、具体的な目標がなければかならずだんだんとフェードアウトします。

私も20年近く英語の勉強を始めてはやめて、また再開しては辞めての繰り返しでした。

私が英語を習得したいと思った理由は、趣味である旅行を「もっとディープに旅を楽しみたいため」というぼんやりとした目的でした。なので数日間しかモチベーションが続いてきませんでした。

しかしラジオ英会話などを1年間続けていられるのもアプリやネットで手軽に学習できるから。

レベルを背伸びせず徹底的に落として、基礎を固めて「わからない!」というストレスを減らしているからだと思います。

「わからない」よりも「英語がわかって楽しい」が多いと続きやすいです。

最速最短で習得できるのが理想だけれど、私の頭と性格上難しい。

コツコツと続けていくしか語学習得はできないのだからストレスを減らして続けていきます。

最近は聞き取れる英語も増えてきました。継続は力なりを実感中です。

このブログを読んでいただいた方も必ず継続していたら英語力が向上します。

一緒に語学学習を楽しく頑張りましょう。

4.まとめ

英語学習継続法まとめ
  • レベルを徹底的に落としてストレスのないものにする。
  • スキマ時間に勉強する。
  • 5分でも良いから毎日やる。
  • アプリなど手間のかからないものを活用する。
  • 必ず一日のうち決まった時間に勉強する。