英語を勉強してもいつも挫折しちゃう…。
やっぱり私には英語は無理なのかなあ…。
社会人が英語学習を独学で続けるのはかなり大変ですよね。
私も何度も英語学習に挫折してきました。
しかし今では英語学習を毎日続けることができています。
「仕組み化」と「英語で何をしたいか」がはっきりしたからです。
英語学習がうまくいかないときは、「英語を勉強したい」より「英語で何をしたいか」を考えてみましょう。社会人の場合、なんとなくだと十中八九、英語学習は継続できません。
この記事では以下の悩みがある方にオススメです。
- 英語学習を継続させたいけど、なかなかできない人
- 英語で何をしたいのかよくわからない人
英語学習には目的が必要?

「英語でこれがしたい!」とはっきりした目標を設定しましょう。
英語学習はやりたいこと=目標がないと続きません。
私は英語でやりたいことがはっきりとさせなかったため、何度も挫折してきました…。
英語で何がしたいのかがはっきりとしないと続かない理由は以下です。
- 英語を独学でやる社会人には必須テストがない。
- 英語はすぐに身につかない。そのためモチベーションが低下する。
- 日本にいる場合、英語を使うことがまずない。
- 英語ができなくても困ることがない。
①英語を独学でやる社会人には必須テストがない。
学生時代には定期テストや入学試験がありましたよね。
強制的に受けさせられる試験をパスすることが目標になりました。
けれど独学で勉強する社会人には自分で目的があって試験を受けよう!とはなかなかならないはずです。
TOEICも英検も受験料は意外と高額です。
英検1級は12,500円、TOEICも最低7,000円前後も受験料がかかります。
②英語はすぐに身につかない。そのためモチベーションが低下する。
学生時代の英語の勉強時間は、小学校から大学まで約1,000〜1,100時間になります。
でも皆さん、英語は使えていますか??
私は使えていません。英語の勉強を再度し始めるまでは、自分の名前やお腹空いたくらいしか話せませんでした…。
英語の勉強はやり方も大事ですが、学習する時間も圧倒的に足りていません。
第二言語習得の理論では、“毎日60〜90分の英語インプット” が話せるようになる最低ラインと言われています。
この時間を毎日確保するのは社会人は大変です。
しかも英語が上達する実感も感じられないのであればなおさらです。
③日本にいる場合、英語を使うことがまずない。
最近外国の方を街中で見かけることが多くなりましたよね。
しかし仕事で使う機会のある方を除き、英語を実際に使うことは滅多にないのではないでしょうか。
英語を使う機会がなければ、英語を使う必要性も薄くなります。
さらに先程と同じ理由で、英語が身につく時間はかなりかかるとなると、英語を身に着けるのは大変です。
④英語ができなくても困ることがない。
これも今までの理由と同じです。
自分が英語で困ることがなければ必要性がなく、英語習得までの道のりは険しいです。
これらのことから英語学習が続きません。
なんでも良いので、英語で何をしたいのかをはっきりさせましょう。

英語でやりたいことがない、目標がないと英語学習を継続するのは本当に大変です。
これを解決するには「英語で何をしたいのかをはっきり」とさせましょう。
何をしたいのかは何でもOKです。
英語が使えたら昇給できる。
英語を話している自分はかっこいい、洋書を読んでる自分はかっこいい、などどんなことでも大丈夫です。
私が英語ができたらしたいこと。
職業柄、英語は使うことはありません。なので英語が求められる機会も少ないです。
私が英語ができたらしたいことは以下です。
- 海外旅行をもっと楽しみたい。
- 洋書を読みたい。
- 外国映画を字幕無しで楽しみたいから。
海外旅行に行った際、必ず現地の博物館に行きます。
その際、展示品の英語の解説板を読みたいと思っています。
また博物館や美術館のワークショップに参加してみたいです。
外国の本の装丁はおしゃれでかっこいいですよね。
持っているだけで嬉しい気持ちになります。
また世界史や各国の歴史のノンフィクションが読みたいと思っています。
しかし翻訳される本は世界的ベストセラーにならない限り、日本語に訳されることがありません。
ですが英語さえ使えれば読むことができます。
今はAIで翻訳なんてすぐにできるよね?
そうです。今ではボタン一つで翻訳をしてくれます。一昔前は壊滅的な翻訳でしたが、自然な日本語にしてくれます。
しかしその翻訳自体があっているのか、英語ができなければ判断ができません。
また翻訳アプリを立ち上げて、カメラで撮って翻訳してもらう。
この動作、面倒くさいと思いませんか?
映画を字幕無しで観れると、外資系の機内映画を楽しむことができます。
外資系の航空会社は日本語字幕がないことがあります。こういう時も楽しめるようになりますよ。また英語らしいセリフもダイレクトに楽しむことが可能です。
英語は英語で楽しみたいです。
「英語ができたらしたいこと」は何でも大丈夫。これがはっきりとすると英語学習の継続のハードルがぐっと下がります。
社会人が英語学習を続けるのは確かに大変ですが、
「なぜやるか」を“自分の言葉”で見つけられた人ほど、続けやすくなります。
あなたの「やりたいこと」はどのタイプ?
そんな簡単にやりたいことが見つからない?それはまだ目的がないだけです。
英語学習の「目的がない」と言う人の多くは、“まだ明確に言葉にできていない”か、“目的が内面的・感覚的”なだけです。
あなたのタイプは?
主に2つのタイプに別れます。
- タイプ① ふわっと目的型(旅行・映画・趣味で使いたい人) → 小さな“憧れ”から始める英語学習
- タイプ② 将来の選択肢型(子ども・キャリア・将来への備え)→ 長く続けるための「安心感ベース」の学習
タイプ ① ふわっと目的型のタイプ

「明確な目的」を言語化できていないタイプです。
このタイプの人は目的が「ない」わけではなく、漠然とした憧れがあるけれど、「それを達成した先に何があるか」が整理されていない状態です。
たとえば
「英語が話せたらカッコいい」
「なんとなく海外ドラマが分かるようになりたい」
「英語ができると得だよね」
こうした方は、「なぜそう思うのか」を深掘りすると小さな“原体験”にたどりつきます。
たとえば「海外旅行で困った」「字幕なしで映画を見てみたい」「子どもに質問されて答えられなかった」など。
その“モヤモヤした動機”を意識化することで、目的が自然と見えてくることがあります。
タイプ② 将来の選択肢型

「将来の選択肢を広げたい」タイプです。
今すぐ必要ではないけれど、「英語ができたら、将来何かのチャンスに繋がるかもしれない」
という“英語に可能性”を感じている方です。
子どもの留学や旅行で役立つかも
外国人観光客に話しかけられたときに対応したい
定年後に海外に長期滞在してみたい
このタイプの方は「明確な短期目標」ではなく「将来への備え」として学んでいます。
モチベーションの維持には工夫が必要です。
しかし「英語を勉強しておけば、何かあったときに困らない」という安心感が支えになっています。
どちらにも当てはまらない方は、難しく考えずにまずはぼんやりとで良いので、英語でできたら良さそうなことを考えてみましょう。
それでもはっきりとやりたいことがない場合、まずは気楽に始めてみましょう。
英語を勉強するうちに英語でやりたいことが見えてとしてきますよ。
仕組み化はどうすればいい?
英語学習を続けるには、習慣化できる「仕組み」を作ること がとても大事です。
英語が苦手な人ほど、最初はあまりお金をかけずに、負担の少ないものから始めるのがおすすめです。
無料の教材でも良いものがそろっていますが、身銭を切らないと真剣に取り組めないデメリットもあります。続けにくいなら始めはあまりお金をかけないものがベストです。
- NHKラジオ語学講座で毎日の学習習慣をつくる。
- 英文法は一冊だけざっくりとで大丈夫。
- インプットに慣れてきたら、アウトプットの習慣を入れる。
① まずはNHKラジオ語学講座で“毎日の学習の軸”を作りましょう。
はじめは NHKラジオ英語講座が本当に使いやすいです。
月曜日から木曜日まで毎日内容が変わり、金曜日にその週の復習ができます。
ラジオの本放送に合わせて毎日受講すれば、習慣化ができるようになります。
こちらの記事も参考にどうぞ。
私は中学生の基礎英語レベル2とラジオ英会話を毎日受講しています。
放送時間に合わせて“とりあえず再生する” だけで学習が進むので、習慣化しやすいですよ。
- テキストは620円(なくても学習は可能です。)
- 月〜木で新しい内容、金曜日はその週の復習
- 1日15分でOK (繰り返し聴けたらなお良いです。)
② 文法は一冊だけざっと復習(やりすぎなくて大丈夫)
ラジオに合わせて、簡単な文法書を一冊ざっと復習すると理解がスムーズになります。
おすすめは「中学英語をもういちどわかりやすく」です。
この一冊を軽く流すだけで十分。
“完璧にしよう” と思わなくて大丈夫です。
③ インプットに慣れてきたら、アウトプットの習慣を入れる
ある程度インプットの習慣ができたら、次はアウトプットの仕組み を作ってみましょう。
ここで効果的なのがオンライン英会話です。
急にハードルが上がるように見えますが、「予約したら必ず英語を話す時間ができる」
という仕組みが続けやすいです。
- 少しでも聞き取れると「できた!」と実感できる。
- 自分の弱点がすぐ分かる。
- 英語を話す感覚が身につく。
これらは独学では味わえません。
ただし英語ができない状態での外国人講師のオンライン英会話は、下手するとトラウマレベルになるのでおすすめしません。
ある程度英語で受け答えできるようになってからが良いです。
外国人講師のオンライン英会話を1年プランで申し込み、全く受け答えできずトラウマになり、たったの2回しかできなったのが、私です…。
④ 英語が苦手なら“日本人講師”が圧倒的に安心
特に英語が苦手な方は、いきなり外国人講師だとつらくなる ことがあります。
なので英語初心者は日本人講師にしましょう。
私も最初は全然言葉が出てこなくて、心が折れそうになりました…。
でも日本人講師なら、
- 分からないところを日本語で説明してくれる。
- 文法の質問もその場で解決できる。
- 緊張しても助けてくれる。
- 意思疎通が日本語でできる。
“安心して話せる空間” があるので、初心者にはとても合っています。
英語学習に挫折しやすい社会人には、日本人講師のオンライン英会話は相性が良いと感じています。
⑤ 無料体験だけでもやる価値があります
「オンライン英会話は続けられる自信がない…」
という方も大丈夫です。無料体験だけでも十分に得られるものがあります。
- 今の自分の英語レベルが分かる。
- 苦手が一瞬で把握できる。
- 何を勉強すればいいかハッキリする。
- 英語を話す“感覚”をつかめる。
学習の仕組み化では、最初の小さな成功体験 が本当に大切です。その成功を気楽に試せるのが無料体験です。
おすすめの日本人講師がいるオンライン英会話はスモールワールドです。
無料体験では必要ポイント数によりますが、1回から2回ほど無料体験ができますよ。
スモールワールドオンライン英会話
英語学習の仕組み化まとめ
仕組み化は、次の流れにすると続きやすいです。
- NHKラジオ英語講座で毎日のインプット習慣を作る。
- 中学英語を一冊だけ復習して土台を作る。
- オンライン英会話(日本人講師)を最低でも週1回入れて、アウトプットの場を作る。
- まずは無料体験で「できた!」を感じる。
この順番なら、英語が苦手な方でも無理なく習慣化できます。
どこから勉強すればいいのか悩んだら、とりあえず「NHKラジオ英語講座」をおすすめします!
英語学習の仕組みがなんとなくイメージできたら、
あとは実際に「アウトプットの場」を一度体験してみるのがおすすめです。
特に、初心者向けに日本人講師がいるオンライン英会話は、無料体験だけでも「自分のレベル」「苦手」「勉強の方向性」が一気にわかるので、
次に何をすればいいか迷っている方にはぴったりです。

まとめ

ここまで読んでくださった方は、きっとどこかに「もう一度英語をやり直したい」という気持ちがある方だと思います。
もし迷っているなら、
- 今日は「英語ができたらしたいこと」を1つ書き出してみる。
- 明日はNHKラジオ講座を1回だけ聞いてみる。
- 週末にオンライン英会話の無料体験を1回予約してみる。
この3ステップから始めてみてください。
- 英語学習では「英語を話したい」より「英語で何をしたいか」から考えましょう。
- 英語でしたいことがはっきりしていると、英語学習が続けやすいです。
- 英語でやりたいことがはっきりしたら、あとは英語勉強の仕組み化をする。
- まずはあまりお金はかけない。
- 仕組み化がうまくいき、習慣化したら本格的に課金していく。
英語学習の再スタートは、「完璧な計画」ではなく、「小さな一歩」からで十分です。









