時間がなかなかなくて毎日忙しい。でも英語の勉強をしたいなあ。
SNSを見てるとすごい量の英語勉強をしている人たちがいっぱいいる。私はそこまでできないなあ…。
英語の勉強をやりたい。でも育児や仕事で、正直それどころじゃない…。
そんなふうに思っていませんか?
私もやり直したいけど、毎日なんだかんだ忙しく、なかなか英語の勉強ができませんでした。
しかし今は、やり直し英語を独学で3年間継続しています。
ですがまだまだ「英語ペラペラ!」という状態にはなっていません。
ここまで続けてきて感じるのは、「英語がある生活」が日常になったということです。
英語学習が軌道に乗るまで毎日の継続は大変ですが、学生時代の英語学習ではなく自分に向く方法で楽しくマイペースに続けると、じわじわと力がついてくるのを実感しています。
「いつかやりたい」と思っているなら、その“いつか”を、今日にしてみませんか?
3年間英語を勉強し続けて気がついたこと。英語学習の「習慣」ができる。
3年間も勉強すればそこそこ英語が使えるようになる(日本語と同じとは言わないけど)になっていると思っていました。
またよくある”〇〇英語勉強法”をやれば英語ができるようになるとも。
どちらも間違っていました…。
日本にいて仕事・家事・育児もあるなかで3年間ではまず英語は使えるようにならない!そもそも英語の勉強時間は1時間もあるかないか…。

SNSで見かける英語ガチ勢の方々はそもそも基礎力があり、勉強時間も確保して努力しています。量が桁違いです。比べて落ち込む必要はありません。自分のペースで続けることが何より大切です。
英語学習を毎日続けていると、それは”努力”ではなく、“日常”になります。
3年間英語学習を続けて、私に起きた変化3つ
- 英語に対する抵抗(アレルギー)がなくなる。
→ 英語が「特別なもの」ではなくなりました。英語を見ても、聞いてもビクッとしなくなりました。 - 外国人の方と話すハードルが下がった。
→ もちろんまだまだ緊張します。しかし「英語で話すなんてムリ!」という感覚はなくなりました。「通じなかったらどうしよう」が「話してみよう」に変化しました。とっさの一言が以前より出るようになります。 - 英語を読んだり聞いたりするのが“日課”になる。
→毎日英語に触れていないと、むしろ落ち着かない感覚にまでなってきました。
変化1つめ。英語に対する抵抗(アレルギー)がなくなる。
英語が「特別なもの」から毎日の日常にある「もの」になりました。毎日見続けていると英語が記号でなくなり、英語のまま意味がわかるようになります。まだわからない単語のほうが多いですが、あたりを付けて意味を拾えるようになってきました。
3年間も勉強しているから当然なのですが…。CEFAR(ヨーロッパ言語共通参照枠 )でA2からB1になりました。
変化2つめ。外国人の方と話すハードルが下がった。
万博などの旅行イベントで、外国の方と英語でコミュニケーションを取ることに抵抗感が少なくなってきたと感じるようになりました。(間違えることのほうがまだまだ多いけれども)
日本語並にストレスなく使いこなせるようになるには、かなーり、先のことですが。英語を話す心理的ハードルが低くなり、英語が口から出ていくひっかかり(?)が以前よりも少なくなりました。
しかし話すのはまだ緊張します。
もっとつっかえずに話したい&緊張しないで話したいと思うため、オンライン英会話に再チャレンジしたいと考えています。
AI翻訳があるから今後は英語の勉強はいらないのでは?
むしろ必要。その翻訳が正しいのかどうかの判断ができないからです。
さらに翻訳機を通して話すのはめんどくさいですよね。検索のタイムラグはかえってストレスに感じます。
話すと同時に変換してくれるデバイスができたとしても、英語(日本語以外の言語)はできたほうが良いです。
変化3つめ。英語を読んだり聞いたりするのが“日課”になる。
毎日英文を読んだり、リスニングをしていると英語が顔なじみのようになってきます。(やり直し英語の勉強をするまでは英文が目に入ってもスルーしていました。)しかしまだまだ力不足だと感じることもあり、勉強を続ける良いきっかけになっています。
3年間やると基礎が身につくので英語学習そのものが楽しくなってきます。自分のレベルにあう簡単な英字新聞は読めるようになるので、簡単な英文で書かれた海外のニュースで情報を得ることもできるように。日本では報じられない世界のニュースがたくさんあることも知りました。
また分厚い参考書の内容がすっと入ってくるようになります。著者の言っていることや言いたいことがわかる、のような。
英語独学は続けるのが大変です。けれど慣れてしまえば気がつけば3年くらいあっという間。やらないと物足りない感じになりますよ。
毎日続けるコツ
スキマ時間を活用しよう。

仕事や家事・育児で忙しくとも1日は24時間と決まっています。その24時間の中から勉強時間は捻出しないといけません。
私は1週間ほど1日のうち仕事など、どのタスクで時間を使っているのか書き出してみました。するとスケジュールがパンパンだと思っていた1日に、「特になにかしているわけでない時間」が見つかります。私の場合、SNSのダラダラ閲覧だったりします。
その時間をテキストを開く時間に変えてみました。また家事の最中にラジオ英語を聞くなど別のタスクと同時並行でやったりもしました。
そもそも自分が集中して勉強できる時間は子どもが寝た後だったりします。しかし子どもと寝落ちすることがほんどでした。それならと潔く早めに寝て、朝5時頃に起きて勉強をしています。
時間の使い方は人それぞれです。まずは時間を可視化してみて、できそうな時間から勉強をしてみましょう。
SNSで比較しなくてOK。

SNSには勉強テクニックやおすすめの参考書など、英語ガチ勢の方々が有益情報を載せてくれていますよね。とてもありがたいです。でも情報過多になりがちです。
またSNSはガチ勢からゆるっと勉強している方など、さまざまな人がいます。人と比べても仕方がないのに、どうしても人と比べてしまいます。
おすすめに出てくるのは「すごい人」ばかり。御本人の努力の賜物はもちろんのこと、英語の基礎力や、勉強時間の確保ができるなどレベルが違いすぎます。
比較して「やっぱり自分はダメなんだなあ…」と落ち込む必要はありません。
自分のペースでコツコツできれば大丈夫です。私もSNSで比較することを辞めました。
英語学習は「お金も時間もかかる」。でも、それ以上の価値がある。
「3年も勉強して、まだペラペラじゃないの?」と思う人もいるかもしれません。でも、日本に住みながらフルタイムで働いて、家事や育児もしている中で“ペラペラ”になるのは正直かなりハードです。
だからこそ、自分のペースで、毎日少しずつでも続けていくことが大事。
続けるうちに、「これをすればすぐ話せる!」という魔法のような方法は存在しないことにも気づいてきます。
でも3年間続けて見つけたのは、自分に合った英語との付き合い方。これこそが私にとって一番の収穫です。
お金も時間も使うけど、英語の勉強はし続ける価値がある。世界を広げてくれます。
最初は1日15分でも大丈夫。完璧じゃなくてもOKです。あなたの“やってみたい”を今日の1歩にしてみませんか?