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【奈良宿泊記】奈良ホテル宿泊&朝食レポート

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奈良公園内にある日本を代表するクラシックホテルの1つ「奈良ホテル」に宿泊してきました。
実際に泊まった部屋や朝食をレポートしていきます。
奈良ホテルを利用してみたい方の参考になれば幸いです。

 

奈良ホテルとは?

奈良ホテルは日本の代表的なクラシックホテルの1つです。奈良ホテル以外にも「日光金谷ホテル」、「箱根不富士屋ホテル」などがあります。
どのホテルも明治期に外国人旅行者向けに建てられたもので、内装はザ和洋折衷といった今ではなかなか見られない作りになっています。
そのためクラシカルな雰囲気が好きな方にはたまらない空間を提供してくれるホテルと言えるでしょう。

奈良ホテル概要
住所 〒630-8301
tel 0742-26-3300
ホテルまでの行き方
電車を利用した場合 JR大和線奈良駅中央出口からバス奈良交通JR奈良から天理行き約15分、奈良ホテル下車
近鉄奈良駅5番出口から奈良交通バス天理行き約8分、奈良ホテル前下車
※JR奈良駅からホテルまでの無料シャトルバスが東出口から出た一般車乗降場から出ています。便利ですね。
車の場合 西名鉄自動車道天理ICから国道169号線約7kmで約20分

2020年9月15日時点ではホテル行きのシャトルバスは運休中です。

正面玄関から入ってすぐ目に飛び込む大階段と吹き抜けの天井。木枠で作られています。


このスペースは元々は喫煙室だったそう。現在は禁煙です。

奈良ホテルは明治42年に創設されました。皇族、政府高官、富裕層などが宿泊し、また世界各国の著名人も宿泊してきました。
歴史あるクラシックホテルあるあるでよく見られる、著名人の宿泊者リストの中にはアルベルトアインシュタインやオードリーヘップバーンなどもいます。

本館内には奈良ホテルの歴史やアインシュタインが弾いたピアノなど、歴史あるホテルだからこその調度品が置いてあり、見学するだけでも楽しめます。
実際にアインシュタインが引いたピアノだそうです。演奏しているところの写真も残されていますよ。

歴史に興味がなくとも、当時の雰囲気を残した独特な雰囲気は非日常を味わえて、訪れる人を魅了する空間です。

夜の奈良ホテルをゆっくりと楽しめるのも宿泊者の楽しみ。

宿泊しなくてもカフェやバーを利用できるので、奈良公園に来た際は休憩のついでに立ち寄ってみるのもありかと思います。

奈良ホテルは本館と新館があり、クラシカルな雰囲気が好きな方には本館がおすすめ。
新館の部屋は昭和に入ってから建てられたものです。本館よりはリーズナブルで広い部屋ですが、クラシカル感はありません。なのでクラシックホテルの醍醐味である非日常感を味わいたいなら【本館】が絶対おすすめです。

実際に泊まった部屋は?

今回泊まった部屋は公園サイド側の25㎠の禁煙、ツイン(バストイレ付)


角部屋であったのと、あまり宿泊者がいないこともあってかなり静かな滞在が出来ました。
部屋にはかつて使われていた暖炉があります。

アメニティーは高級ホテルだけあって一通り揃っています。またパジャマもあるのであれこれ旅先に持っていかなくてもOKです。化粧品など自分に必要なものだけあれば良いのは、荷物が軽くなって良いですよね。

奈良ホテルは奈良公園内にあるため、東大寺、興福寺などの神社仏閣、ならまちといった各観光施設に徒歩で行くことができます。
また奈良ホテルに隣接している旧大乗院庭園はかつて興福寺の一部だった庭園で、今は奈良ホテルの敷地となっています。
通常は一般200円、小中学生100円、小学生以下は無料で見学ができるのですが、奈良ホテルの宿泊者限定でフロントに行くとチケットがもらえます。つまり入場無料で庭園を見学できますよ。

奈良ホテルの有名なモーニング、茶粥を食べてみよう!

奈良ホテルの朝食はメインだイングルームの「三笠」でいただけます。思わず見上げてしまう重厚な作りの天井や広々とした部屋を眺めつつ朝食を楽しめます。
朝食は茶粥定食(税込み3872円)、和定食(税込み3872円)、洋食(税込み3872円)の3種類から選ぶことができますよ。

奈良ホテルといえば、メインダイニングルーム「三笠)の朝食でいただく「茶粥」が有名です。

奈良ホテルに泊まったのなら茶粥は1度食べてみたいもの。なので茶粥を選んでみました。
味は薄目で当然ですがほんのりお茶の味がします。もともとは奈良のお坊さんたちが精進料理として食べいたものだそう。奈良ではほかにも茶粥が食べられる場所もあります。

お粥自体は薄味だけれど赤味噌のお味噌汁や、煮物には味がしっかり染み込んでいるので全体的に物足りないということはないと思います。特に焼き魚が美味しかった。

一方洋食メイン料理を選ぶことができます。プレーンオムレツ、フレンチトースト、エッグベネディクト奈良ホテルスタイル、スモーク香奈良県産豚バラのステーキ

「エッグベネディクト奈良ホテルスタイル」を選んでみました。美味しさ&カロリーの塊ですが、朝だからそこまで体に影響しないはず…。毎日食べるわけでもないし…。カロリー=美味しさは仕方ない!

細かく刻んだ奈良漬けがタルタルソースの中に入っていて、これが非常に美味しい!奈良漬けがいい塩梅のしょっぱさを引き出していました。和定食もいいけれど、2泊した場合などこちらも是非試してみていただきたいです。

メイン以外はパン、シリアル、サラダ、ヨーグルト、フルーツ、コーヒーor紅茶、ドリンクが付いています。
和定食と一緒で朝からおなか一杯&満足です。

奈良ホテルで買えるお土産は?

ホテルショップは本館1階の正面玄関から入って左に進むとすぐに見つかります。
営業時間は7:30から20:30まで。クレジットカードも使えます。

折角なら「奈良ホテル」と入ったお土産が欲しいですよね?私も限定に弱くてよく買ってしまいます。
オリジナルの物は紅茶やクッキーがあります。

建築物としての魅力やホテルの快適さはもちろん、世界的な観光スポットに徒歩で行ける立地の良さなど、奈良を代表するホテルの魅力を紹介してみました。奈良旅行の宿泊候補の1つとして検討してみてください。

お勧めは【鹿サブレ】です。鹿の形をしたサブレで、これだけだと奈良の観光地に行けばどこにでも売ってるメジャーなお土産ですが、ここでは「NARA HOTEL」と袋に書かれていて、さらに奈良ホテルのマーク入りです。お土産でもらった人で、気づく人はどれだけいるかは不明ですが、ロゴが入った鹿サブレはこのショップでしか見かけませんでした。
実際に食べてみた人の感想は、「とても素朴で懐かしい味」とのこと。外れはなさそうです。
15袋入りと7袋入りの2種あります。軽くて、チョコみたいに要冷蔵品でもないので、気兼ねなく家まで持って帰れますね。

「奈良ホテル」の別の情報もチェックするなら「旅ソム」がおすすめです。