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永遠の都ローマ展は「東京会場」に行こう!あのヴィーナスに会えるよ!

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皆様こんにちは、モズです。

「永遠の都ローマ展」に行ってきました。

平日の会場は混雑もなくゆったり鑑賞でき、想像以上に素晴らしかった古代3代ヴィーナス像の1つ「カピトリーノのヴィーナス像」も見ることができました。

この像は東京展でしか出展されないので要注意

鑑賞されたい方は12/10(日)までに東京展に行きましょう

1.永遠の都ローマ展ってなに?

東京上野公園内にある東京都美術館で9/16(土)ー12.10(日)まで開催中です。

ローマの芸術もあり歴史もありと古代ローマが好きな人に刺さりまくりの本展覧会。

一見するとよくあるローマ関連の展覧会ですが、古代ローマ美術を代表するコレクションが豊富とあって、見応え十分でした。

円安で気軽に海外旅行に行けない今、気軽に東京上野で古代ローマ感じられるまたとないチャンスです。

公式サイト

本展は、カピトリーノ美術館の所蔵品を中心に、建国から古代の栄光、教皇たちの時代から近代まで、約70点の彫刻、絵画、版画等を通じて、「永遠の都」と称されるローマの歴史と芸術を紹介します。

永遠の都ローマ展公式サイトより参照

https://youtu.be/I_v-rpc4P1Q

カピトリーノ美術館とは?

カピトリーノ美術館(Capitoline Museums)は1434年に一般公開された世界で最も古い美術館のひとつ。イタリアのローマにあります。

設立者は教皇シクストゥス4世で、この頃日本は「応仁の乱」の真っ只中です。

主に古代ローマの彫刻や絵画などを所蔵しています。

特に豊富なのが古代ローマの彫刻です。「カピトリーノの牝狼」や「カピトリーノのヴィーナス」などなど。

またルネサンス界の巨匠、ミケランジェロによって美術館の広場など拡張が行われるなど、建物自体も豪華。

所蔵しているコレクションも凄ければ、建物もすごい。

なんなら美術館が立っている土地すらも凄い。カピトリーノの丘と呼ばれる場所にありますが、ここも古代ローマ時代から重要な土地でした。

古代ローマ時代の美術に触れられるイタリア観光の素敵スポットです。

カピトリーノ美術館公式web siteの下にある「Tour Virtuale」からオンライン美術館として美術館内部を見ることができますよ。

2.本美術展の注目作品は?

 カピトリーノの牝狼

ローマ展に出店されているのは20世紀の複製品ですが、ブロンズ製で想像以上に大きい。

そのため会場に入ってすぐにあるのでとにかく目が行きます。世界史の教科書で見たことがある方も多いと思います。

狼というよりもハイエナっぽい雰囲気ですが、そもそもローマに狼はいたんですかね。

ローマ帝国全盛期は様々な地域から動物を持ってきていたようですが。

カピトリーノの牝狼とは?

カピトリーノの牝狼とは?

テヴェレ川に捨てられた双子の赤ちゃんを牝狼がお乳をあげ、その後双子のうちの一人がローマを建国したという古代ローマ建国時の伝説の一場面を表したもの。

ちなみに成長した双子はその後それぞれ都市を建設します。

兄ロムルスが作った都市は「ローマ」と言い、その後のローマ帝国になって行きます。そして自身も初代ローマの王になります。

一方、弟レムスは兄に殺される運命に…。

世界史の教科書で見たことがある人も多いはず!

複製とは言え、意外に大きくてびっくりしますよ!

 カピトリーノのヴィーナス

カピトリーノ美術館が所蔵し、なんと過去に3回しか貸出されていない美術館の超重要作品。

イタリアの宝とも言う「カピトリーノのヴィーナス像」が日本で初公開されています。

福岡展では残念ながら公開はなし。

古代ヴィーナス像がゆっくりみられる機会はそうそうないです。

3代ヴィーナス像の1つとだけあって、優雅な立ち姿で大理石でできているとは思えないくらい肌がリアル。

そのほかのヴィーナス像はミロのヴィーナス(ルーヴル美術館)、メディチのヴィーナス(ウフィッツィ美術館)です。

コンスタンティヌス帝の巨像

いつの時代もお金のある権力者はこれでもかというほど大きなものを作りたがりますね。

巨大なローマ皇帝の像の左手、頭部、足も模型とはいえ大迫力。

頭部だけで1.8mもあります。

カピトリーノ美術館には本物が展示されているようなので、ぜひ現地に行って見たいところ。

この3つの像を組み合わせて実際のサイズの皇帝像を作成したこともあるようです。

自分が皇帝であんなに大きな像を作られたら、恥ずかしいですが…。 

恥ずかしさなんて微塵も思わない豪胆な性格でないとローマ皇帝というのはそもそも務まらないのでしょう。皇帝の権力にただただ感心する一般庶民が私にはちょうど良いと思いました。

3.混雑度は?

平日に行きましたが、かなりゆったり鑑賞できました

土日祝日は日時指定予約制です。

会場にいる方々もシニア世代が多い印象です。

会場は平日ならのんびりしている雰囲気です。

4.グッズは何が売っている?買ったものは?

グッズコーナーは雑貨やイタリア製のお菓子・食品が販売されていました。

イタリア製のパスタ、オリーブオイル、ビスコッティなど定番のものからイワシの缶詰も売っていた。

イワシの缶詰のパッケージがとても可愛く、思わず買いそうになりました。

しかし私がイワシをあまり食べないのと、子供も食べなさそうと思い今回はパス。

お菓子は買っても良かったかもしれませんが、カルディでも購入可能ではと思い、購入を思いとどまりました。

吹き出し:定番の文房具から宝飾品まで色々あります。お土産コーナーが一番楽しみかも。

買ったもの↓

  1. 「カピトリーノの牝狼」の銅版画の複製画(550円)を購入。100均の額に入れて飾ろうと思います。
  2. カラカラ帝半立体ピンズ。1,210円。他ではなかなか出会えないデザインでお気に入りです。
  3. クリアファイルは巨像の皇帝コンスタンティヌスがデザインされたものです。495円でした。そのほかに困り顔っぽく見えるカピトリーノの牝狼のデザインもありましたよ。

カラカラ帝は市民権を与えたり、市民のために大浴場を建設したりした一方で、暗殺、増税、貨幣改悪などを行った歴代ローマ皇帝の暴君の一人とも言われる人物。

楽しげな名前のわりに二面性のある皇帝。

その他双子が有名なカピトリーノの牝狼は、同じく有名な双子つながりの「キキ・ララ」とのコラボグッズもありました。

5.永遠なるローマ展は東京会場に行こう!

巨大な絵画も展示されていますが、当時のローマ帝国の凄さを実感できるのは、数々の彫刻コレクション。特にカピトリーノのヴィーナスがないと物足りないかもしれません。

カピトリーノのヴィーナスを日本で見れるのは東京会場のみです。(福岡会場はカラヴァッジョの絵画が出るらしいです。)

12/10(日)まで開催中です。

飛行機を使って東京まで来られる方は、飛行機のチケットを取際は忘れずにハピタスを経由して買いましょう。マイルがちょこっと貯まりますよ。

今回の展覧会でイタリアのカピトリーノ美術館にもぜひ行ってみたい!と思う展覧会でした。